【元部下が解説】SBIの北尾さんはフジテレビをどう変えるのか?
SBI北尾氏によるフジメディア改革の全貌
ダルトン・インベストメンツが提案した12名の取締役候補の筆頭に、SBIホールディングスの北尾吉孝氏の名前が挙がりました。20年前のライブドア騒動ではホワイトナイトとして登場した北尾氏が、今回は外部から経営改革を主導する立場に立ちます。
改革の4つの柱
- 社員の意識改革と経営理念の再構築
- 組織構造・人事の改革
- ビジネスモデルの変革(配信ファースト戦略)
- 不動産事業の切り離し(子会社上場による独立化)
不動産事業の切り離し戦略
子会社の産経ビルなどが持つ不動産・リゾート事業を切り離す構想があります。子会社上場によりバランスシートをスリム化し、売却益をメディア・コンテンツ事業に再投資するという戦略です。
「配信ファースト」への転換
ネクシーズの近藤太香巳氏が提唱した「配信ファースト」戦略が注目されます。FODの強化やオリジナルコンテンツの制作、海外展開など、プラットフォームの変化に対応する施策です。
まとめ
フジメディアの改革は、不動産事業の子会社上場、配信ファースト戦略、コンテンツのグローバル展開と、IPO・M&Aの知見が詰まった事例です。社内の制作力を活かしつつ、外部の経営視点で事業構造を再設計するアプローチは、成長を目指す企業にとって参考になるでしょう。
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