上場の法則

MIXI、豪ギャンブル事業を352億円で買収。狙いは?今後どうなる?

MIXIがオーストラリアのベッティング企業を352億円で買収

MIXIが、オーストラリアのベッティング事業会社ポインツベット・ホールディングスを352億円で買収することを発表しました。上場企業に対して約24%のプレミアムを付けたTOBです。

ポインツベットの業績と課題

ポインツベットの売上高は245億円(2024年6月期)ですが、営業損失5億円、当期損失42億円と赤字が続いています。前期はさらに大きな赤字(営業損失56億円、当期損失276億円)だったため、改善傾向にはあります。

MIXIの事業ポートフォリオと狙い

MIXIの売上は約1,500億円で、稼ぎ頭はモンスターストライクを中心としたデジタルエンターテインメント事業(セグメント利益284億円)です。他にも家族写真共有アプリ「みてね」のライフスタイル事業、VC投資事業を展開しています。

今回の買収は、ゲーム事業依存からの脱却と新たな収益源の確保が狙いです。ベッティング事業の黒字化が実現すれば、MIXIの事業多角化に大きく貢献します。

M&Aの成否を分けるポイント

赤字企業の買収では、買収後の業績改善がカギです。ポインツベットは営業利益ベースで黒字が近づいており、MIXIのテクノロジーやマーケティング力との融合で収益化を加速できるかが注目されます。

まとめ

MIXIの豪州ベッティング企業買収は、ゲーム企業による海外M&Aの新しいモデルです。事業ポートフォリオの多角化、海外市場への進出、赤字企業のターンアラウンドなど、IPOを目指す企業にとってもM&A戦略の参考になる事例です。

M&AMIXI買収海外展開事業多角化

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