上場の法則20:37

2026年のビジネストレンド大予想!

毎年恒例となったビジネストレンド予想。2026年のビジネス界はどうなるのか、伊藤氏がAIを軸にした4つの注目トレンドを解説しました。

1. 完全AI運用のファンド・投資信託の登場

FX業界では10年ほど前からアルゴリズム運用が普及していましたが、FXは商品がシンプルで要素が限られています。AIがより力を発揮するのは、複雑な要素が絡む株式投資の領域です。決算情報の取り込み、他社比較、理論株価の算出など、従来ファンドマネージャーが手作業で行っていたプロセスをAIが担う「完全AI運用ファンド」が登場する可能性があります。

過去にはYahoo!がYahoo!上の情報を分析して運用する投資信託を提供し、好パフォーマンスを記録した事例もあり、持っている情報の差が運用成績に直結する世界が始まりつつあります。

2. AIが変えるエンタメ・コンテンツ制作

AIモデルやAIヒューマンの登場、シナリオやCGのAI制作により、コンテンツ制作のあり方が大きく変わろうとしています。注目すべきは、Netflix・Amazonプライム・ABEMAなど複数の配信プラットフォームに同時にコンテンツを提供する「マルチプラットフォーム型コンテンツメーカー」の台頭です。ダウンタウンや吉本のコンテンツが複数プラットフォームで展開されている事例が既にあり、AI活用によってこの流れが加速すると見られています。

3. 省電力ソリューションとデータセンター

AIデータセンターの電力需要が顕在化するなか、原子力の再稼働や新エネルギー育成に加え、省電力の新素材や新設計による電力消費の削減が注目されています。2025年にはディープテック企業の資金調達額が大きかった傾向があり、研究開発型スタートアップからの技術実装が期待されます。

4. レアメタルに依存しない新技術

半導体や電子機器に不可欠なレアメタルは中国依存度が高く、地政学リスクも抱えています。都市鉱山からの再利用に加え、レアメタル自体を使わない部品を開発する動きが出てきており、2026年はこの分野で目立つ成果が生まれる可能性があります。

前半2つが具体的な事業アイデア、後半2つはそれを支えるインフラ領域のトレンドとして位置づけられ、いずれもAIのメガトレンドと深く結びついた予測となりました。

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