【1,000億企業のつくり方】経営戦略の立案に役立つ10の技術
時価総額1,000億円企業を作るために、経営戦略の立案で押さえるべき技術とは何か。SBI北尾氏の元で経営の最前線に立った伊藤氏が、実践的なフレームワークを紹介します。
技術1:やりたいこと・やれること・やるべきことの3軸
新規事業を立案する際、3つの観点で整理します。「やりたいこと」は経営理念や情熱、「やれること」は自社のリソース・スキル・経験の棚卸し、「やるべきこと」は市場の成長性やビジネスチャンスの有無。伊藤氏は最低でも2つ、特に「やれること」と「やるべきこと」が重なっていることが成功確率を高めると指摘します。富士フイルムがフィルム技術を医薬品・サプリメントに転用した事例はその好例です。
技術2:制度変更をビジネスチャンスに変える
法改正や制度変更は大きなビジネスチャンスを生みます。2000年代の金融自由化でSBIが台頭し、介護保険制度の創設で介護ビジネスが花開き、ドローンの航空法改正で新市場が生まれました。制度変更は報道や有識者会議の段階から2〜3年かけて進むため、早期に情報を掴むことが重要です。
戦略から計画、そしてフィードバックループ
戦略を練った後は必ず収益計画に数字を落とし込み、必要な人員と資金を見積もります。ここで「意外と利益が出ない」と気づいたら、戦略に戻ってやり直す。この往復が重要です。伊藤氏がSBI北尾氏の下で学んだのは「とにかく早く黒字になるモデルを作れ」というシンプルかつ厳格な教え。売上を増やし費用を抑える——この引き算を徹底的に考え抜くことが、今も変わらない収益改善の鉄則です。
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