上場の法則6:40

間違えてませんか「リストラ」「バイアウト」「ユニコーン」本当の意味。

経営やスタートアップの世界では、日常的に使われているビジネス用語の中に、実は本来の意味とは異なる使い方をされているものがあります。本動画では、間違えやすい4つの用語について正しい意味を解説しています。

1. リストラ = 人員削減ではない

日本では「リストラ=人員削減」というイメージが定着していますが、本来はリストラクチャリング(事業再構築)の略です。事業の撤退や集中投資、買収による新規事業への取り組みなど、事業全体の再編を意味します。業績不振時の事業再構築に伴い人員整理が発生したことから、人員削減の意味だけが残ってしまったという背景があります。

2. ユニコーン目指します = 実はちょっとおかしい

ユニコーンとは、時価総額10億ドル(日本円で約1000億〜1500億円)以上の未上場企業を指す言葉です。幻の生き物であるユニコーンにちなみ、あくまで未上場の状態を表しています。そのため「ユニコーンを目指す」と言うと、上場やM&Aによるエグジットという「その先」を含んでいません。正確には「時価総額1000億円を目指す」などと表現すべきでしょう。

3. トラクション = KPIの羅列ではない

資金調達時のピッチ資料でよく使われる「トラクション」ですが、単にKPIを並べるだけでは本来の意味とずれています。トラクションとは事業を牽引している指標を示すものであり、事業の成長を引っ張っている核心的な数字を提示することが重要です。

4. バイアウト = 売ることではなく買うこと

これが最も多くの人が間違えている用語です。「会社をバイアウトしました」を「会社を売りました」の意味で使う人が非常に多いですが、バイ(buy)は「買う」という意味です。バイアウトファンドとは買収ファンドのことであり、本来は買う側の行為を指します。

売却したことを表現するなら「会社を売却しました」「M&Aでのエグジットも選択肢です」と言うのが正しい表現です。グローバルなビジネスの場面では意味が完全に逆になるため、特に注意が必要です。

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ビジネス用語リストラユニコーンバイアウトスタートアップ

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