上場の法則
【緊急】時価総額100億円以下は上場廃止?東証が上場維持基準へ
グロース市場の上場維持基準が大幅に引き上げへ
東京証券取引所が、グロース市場の上場維持基準を時価総額100億円以上に引き上げる方針を示しました。現行の40億円から大幅な引き上げとなり、グロース市場上場企業の約7割が影響を受ける可能性があります。
見直しの3つの施策パッケージ
- IPO前:上場後の高い成長を見据えたIPOの推進(上場ゴール防止)
- 上場後:成長が停滞している企業への働きかけ(事業計画のアップデート)
- 上場維持基準の見直し:時価総額100億円基準への引き上げ(2030年以降施行)
「上場廃止」ではなくスタンダード市場への移行
基準を満たさない企業は上場廃止ではなく、スタンダード市場への区分変更が選択肢として示されています。スタンダード市場には時価総額の上場維持基準がないため、実質的な「逃げ道」になりかねないという懸念もあります。
まとめ
グロース市場の上場維持基準引き上げは、「小粒上場」問題への対策として重要な施策です。しかし、スタンダード市場への移行という逃げ道や新規上場への影響など、課題も残ります。IPOを目指す企業は、上場後の成長戦略も含めた中長期的な計画が一層重要になります。
グロース市場上場維持基準東証IPO時価総額
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